ところで学園長。iパスについてはなんとなく分かったけど、資格ってそもそも必要なの?資格を持っていなくても活躍している人はいっぱいいるよ!
iパスに関わらず、資格が必要か不要かの議論は定番だね。アイガクの考えと、その理由について解説しよう。
資格は必要か不要か
アイガクの考え
ITパスポート試験や情報セキュリティマネジメント試験などの資格試験は、免許とは性質が異なるためそれ自体を持っていなくてもITに関する仕事をすることは可能です。
それを踏まえたうえで、アイガクは基本的に「資格取得は有用である」、つまり「必要」側のスタンスに立ちます。
でもさぁ学園長、さっきも言ったけど資格を持っていなくても活躍している人はいっぱいいるよね。だから資格なんて不要なんじゃないの?
確かに資格を持っていなくても活躍している人はいる。でも、資格の有無だけで判断するのは危険な考えだよ。
1つの軸で考えた場合
さて、まずは資格の有無、つまり「資格試験に合格した」という事実があるかないかという1つの軸だけで考えてみましょう。
この軸だけで見た場合、どちらにもITの分野で活躍できる人が存在します。
ほらやっぱり!②でも問題ないんだ!
本当にそうかな?次の図も見てみよう。
2つの軸で考えた場合
次に、先ほどの軸に加えて「資格試験に合格できる」という能力そのものがあるかないかという2つ目の軸を使って考えてみましょう。
この2つの軸で見た場合、ITの分野で活躍できる人は資格試験に合格できる能力のある人だけです。
②の人は単に試験を受けていないだけだったのか…。
それを履き違えると、④の人になってしまう可能性が高まるよ。
資格が必要か不要かの議論は跡を絶ちませんが、その資格を取得するために獲得した知識はその人の能力となって返ってきます。情報処理技術者試験は体系的に整理された歴史ある試験なので、学習の道標としても非常に有用な資格であると考えます。
まとめ
資格自体は必須ではないが、資格試験に合格できる能力そのものは必須である。
がんばるよ!